手作り石鹸の使用期限は一体どれ位なのか
中に何が入っているか分かる、自分の好みに合わせて作れるという点からも手作り石鹸は人気がありますが、手作りとなるとどうしても気になるのがその利用期限です。では実際に石けんを自作で作った場合、その石けんはどれ位の期間使用しても良いということになっているのでしょうか。
手作り石鹸と言っても作り方は一つではない
通常、手作り石鹸と言う場合は3つの方法から選ぶ事が出来るようになっています。苛性ソーダを使った方法と、グリセリンソープを使った方法、さらに石鹸素地を使った方法です。どのような石鹸を作りたいかと言う事などで方法を選ぶ事になりますが、それぞれの方法で出来上がった石鹸の質感等が大きく変わってきます。また作った石鹸はすぐに使う事もできますが、熟成する方が良い場合も有る為、まずはその方法に合った保存を行います。しかし手作りの場合はどうしても酸化しやすく、どうしても劣化してしまいやすい為、未来永劫いつまでも使えると言う訳ではありません。
添加材が含まれていないのは良さなのかどうか
手作り石鹸は、防腐剤や安定剤等の添加物が含まれていない為、どうしても劣化してしまいがちです。また中には酸化してしまう物も有り、時には見るからに腐っているように見えてしまう場合も有り、このような時は肌トラブルを起こす可能性があるので利用しないようにします。手作り石鹸の良さは余計な物が含まれていないという点ですが、実際には添加物が含まれていないが為に劣化しやすいという側面も有しています。したがって、実際に手作り石鹸を利用する時は劣化についても注意し、出来るだけ早めに使い切る様にします。腐っていたりカビが生えていたりする場合の利用は危険なので、臭いや見た目に異変を感じたら使わないようにします。
どれ位の期間使う事が出来るようになっているのか
何を使って作ったか、さらにどのような状態で保存していたかと言う事によっても使用期間は変わってきますが、大体1年から2年が使用期限となっています。保存状態が良ければ2年程度、ただ中には半年程度で劣化してしまう場合も有るので、この場合はまだ期限ではないと言って使わず、廃棄処分するようにします。期限を長くする為には直射日光に当てない、作る時に金属を使用しない等がポイントで、さらに出来るだけ冷暗所に置くようにする方が酸化を防ぎやすくなります。もし保存状態が悪くて酸化してしまった場合は、肌には使う事が出来なくても掃除には利用出来るという事も有るので、その様子を見て廃棄するか他の所で使うか決めます。
まとめ
手作り石鹸は安全性等からとても人気がありますが、大体1年から2年程度が使用期限となっています。ただ保存状態によってもその期間は変わる為、出来るだけ高温体質を避けて冷暗所に置くようにする等の工夫で長持ちさせる事は可能です。
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