廃油で手作り石鹸が簡単にできるが注意も必要

廃油で手作り石鹸が簡単にできるが注意も必要

廃油はそのまま捨てられませんが、上手く利用すればリサイクルが可能です。手作り石鹸として使えばよいかもしれません。作り方は非常に簡単ですが、作業は十分注意しないといけません。ゴム手袋などを使わないといけません。

苛性ソーダの取り扱いに注意する

石鹸は、通常はお店などで販売されているものを購入します。実は、意外に簡単に石鹸を作ることができ、手作り石鹸の作り方などを試してみることがあるでしょう。家庭に余っている廃油があるとき、そのまま捨てると水質を汚染します。それなら活用する方法を取るのが良いでしょう。注意としては、材料の苛性ソーダが劇薬に指定されていることです。工場などではよく使われますが、一般家庭では使われることは少なくなります。眼鏡やゴム手袋などで防護した状態で使う必要があります。もし体についてしまったときには、すぐに洗うようにして、場合によっては病院などで診てもらうようにします。

材料を入れる順序に注意しないといけない

化学物質などを扱うと、化学反応を起こします。その反応が人に影響を及ぼさないものもあれば、影響するものもあるので、十分注意しないといけないでしょう。廃油を使って手作り石鹸を作るときは、材料を入れる順序に注意します。まず、作ろうとする容器に水を入れます。そしてその次に苛性ソーダを入れます。入れるときは一気に入れるのではなく、少しずつ入れます。水に入れると溶けますから、完全に溶けるまで待ちます。この時に発熱をするのでやけどをしないようにします。きちんと混ざったら廃油を入れてしっかり混ぜます。その後は混ぜ続けます。後は固まるのを待ちます。

香りを付けて楽しむことができる

石鹸といえばいい香りがするものがあります。さわやかな香りだと、体を洗うときにも気持ちいいでしょう。廃油を使った手作り石鹸でも、いい香りを付けることができるのでやってみると良いかもしれません。廃油を入れるときにアロマオイルを入れると、一定の香りを付けられます。好みに合わせて入れると良いでしょう。もちろん色を付けることも可能です。数日経つと固まりますが、それで完成ではありません。固まった時点でもまだ直接触るのはよくないので、しばらく熟成が必要です。1箇月ほど置いておくと、問題ない状態になり、使えるようになります。

まとめ

廃油を使って手作り石鹸を作ることができます。非常に簡単ですが、劇薬である苛性ソーダを使うので注意が必要です。また、混ぜているときなどに出てくるガスも有害です。屋外で作業をするようにし、固まっても一定期間の熟成が必要になります。

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